毎年 春には寒い国に渡ってるはずのユリカモメたち
なぜか 一羽だけ 寂しそうに たたずんでましたよ
今は 夏羽でお顔が 黒褐色になってます
これは 冬羽のユリカモメ (昨年11月撮影)
頭部は白くて 目の後ろに黒い斑点があります
それが 春先から夏の間は このように変化
↓
なんか ほっかむりしてるようで 笑える ^^
くちばしの色も 夏は黒っぽくなります
足環してますね、このユリカモメくん
足環の素材は アルミやステンレスが多いので メタルバンドとも呼ばれますね
この足環は こんなふうに鳥類に装着して放鳥し
再捕獲や観察によって情報を収集、解析を行い
鳥類の渡りの経路や生態、寿命や死因などを明らかにするため、
鳥類の保全施策やそのための国際協力の推進のために
行われている鳥類標識調査なんですね。
日本では環境省が山階鳥類研究所に委託して標識調査を実施しているそうで
その足環には「KANKYOSHO TOKYO JAPAN No.--」などが 表示されているようです。
何が表示されてるか判別できるところまでは近づけないので
このユリカモメくんの足環が どんな表示かはわかりません。
目的や意義、成果もあるこの標識調査だと思うのだけれど
足環などは 場合によっては 鳥を傷つけたりするので
(装着された鳥自身はストレスにもなってるはず)
傷ついたり、無駄に死んでしまうことがないようにと 願います。
鳥類に関して知識や良識のあるかたがされてることだと思うので
何もわからない私たちに できることはないけれど
傷ついた鳥なんか見かけたら、問い合わせなり連絡などはすべきですね。
それにしても このユリカモメくん
ひとりだけ 渡りそびれてしまったのかも。
ほかにユリカモメもカモメ類も 見当たらないんだけど...